著者は伊藤公一。2003年9月10日 第1刷発行。

心に響いた言葉

第1章 甲状腺の病気について知る

  • 甲状腺ホルモンは食べ物をエネルギーに変える。体の細胞の新陳代謝を促す。
  • ヨード(ヨウ素)の摂取量は1日0.2mg
  • 甲状腺ホルモンはトリヨードサイロニンとサイロキシンの2種類
  • 甲状腺ホルモンは元気の元。体のエンジンオイルとも呼ばれる。
  • 甲状腺機能亢進症は、元気になりすぎて疲れてしまう。甲状腺機能低下症は元気がなくなる。
  • バセドウ病や橋本病は自己免疫疾患。外敵を攻撃する免疫が自分の体を攻撃する。
  • 甲状腺の病気のほとんどは原因不明。ある程度、遺伝的な要因もある。
  • 血中コレステロールが低下すると甲状腺機能亢進症、増加すると甲状腺機能低下症が疑われる。
  • ヨードは体内に取り込まれると甲状腺に集まる性質がある。

第2章 バセドウ病の治し方

  • 甲状腺の病気は女性が9割、バセドウ病は女性が8割。男性はバセドウ病になりやすい。男性がかかると重症化する傾向あり。
  • バセドウ病は甲状腺ホルモンが必要以上に作られる甲状腺機能亢進症の代表的な病気。
  • バセドウ病は自己免疫疾患。免疫が間違えて自分の細胞を攻撃。甲状腺刺激ホルモンの代わりに甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンを過剰に作らせる。代謝の機能が進みすぎる。
  • バセドウ病は疲れやすい。エネルギー消費が激しくなる。高齢者は体重減少、子供は集中力低下。目が出る症状は少数。
  • バセドウ病の主な症状は、甲状腺全体が腫れ首が太くなる。眼球突出が2,3割。痩せたり、動悸、疲れやすい、手先が震える。
  • バセドウ病は心身が興奮状態になる病気。不安やイライラ、ストレスが大敵。心や体を穏やかに保つことが大切。
  • 病気が発見され、治療開始して、1年以上薬を中止しても甲状腺機能が正常なら治癒。
  • 甲状腺機能亢進症とバセドウ病は厳密にはイコールではない。
  • バセドウ病はそのまま放置すると心臓に負担がかかる。不整脈・心臓細動・心不全が起こる可能性あり。
  • バセドウ病の手術は甲状腺を切り取って小さくして甲状腺ホルモンを作りすぎないようにする。

第3章 橋本病の治し方

  • 橋本病は免疫異常により甲状腺に慢性の炎症が起こる病気。慢性甲状腺炎と呼ばれる。
  • 甲状腺が炎症を起こして働けなくなり、甲状腺ホルモンが減って元気がなくなる。
  • 橋本病はバセドウ病と全く正反対の病気。
  • 甲状腺ホルモン薬による薬物治療。橋本病の治療方法はただ1つ。薬を飲むこと。

第4章 甲状腺の病気総チェック

  • 副甲状腺は甲状腺と全く別の臓器。
    副甲状腺は血中のカルシウムの量を調節するホルモンを作る。
    亢進するとカルシウムが不足する。
    骨がもろくなって骨折しやすい。

第5章 日常生活の注意

  • 橋本病で機能低下している人はエネルギー代謝低下しているのでカロリーオーバーする。カロリー控えめで。
  • 甲状腺機能低下症の人はキャベツ・ブロッコリー・かぶなど、納豆などの大豆製品をたべすぎないこと。
  • 甲状腺機能亢進症の人はアルコールや唐辛子などの刺激物質は摂らないこと。
  • 甲状腺機能に異常がある人は、体が辛くて家事や仕事ができない。
    頑張らず無理しない。
    手抜きするぐらいおおらかな気持ちでいること。